華の金曜日

六地蔵　鎌倉市由比ヶ浜 由比ヶ浜海岸通りと今大路の「六地蔵」交差点に出ます。その名の通り、六地蔵が立っています。六地蔵の立つ辺りに処刑場がありました。その後、刑場は龍口に移されましたが、何を植えても育たないという飢渇畠（けかちはた）になりました。数知れぬ死人の怨霊のためという噂も手伝い、開墾する者もありません。村人は供養のための六地蔵を建てたと伝えます。 夏草や　つわものどもが　夢の跡　　芭蕉 また六地蔵の背後左手左手には天明六年（１７８６）に建立された「芭蕉句碑」があるので、「芭蕉の辻」とも呼ばれています。松尾芭蕉の弟子を公言する雪ノ下で吾妻屋という宿を営んでいた松尾百遊（瀧右衛門）によって建立されました。百遊は鶴岡八幡宮の別当寺院・等覚院の目代を務め、鎌倉絵図の出版などもされていた文化人でもありました。 此札は　たれにいふべき　清水哉　　東武独庵買明 芭蕉句碑の右側面に刻まれている句です。作者は江戸神田和泉町に住んだ俳人で、独歩庵という別号を持っています。 六地蔵　鎌倉市由比ヶ浜 六体それぞれに魂が入っているようで、柔らかい表情のお顔にも無念の気持ちが表れているようです。 「鎌倉六地蔵・飢渇畠」　鎌倉志 飢渇畠は、裁許橋の南路端なり。此所昔より刑罰の所にて、今も罪人をさらし、斬戮する地なり。故に耕作をせず。飢渇畠（けかちはた）と名つく。 六地蔵の真後ろに向かって稲荷社の石の祠があり、赤く塗られています。祠の正面が逆なのです。今でこそ人が歩いていますが、祠は死者の地を背景に祀られているのです。 横浜興信銀行由比ガ浜出張所跡　鎌倉市由比ガ浜 六地蔵交差点を渡ります。六地蔵の対角線上に横浜興信銀行由比ガ浜出張所跡があります。横浜興信銀行は横浜銀行の前身でした。この建物は昭和二年（１９２７）に建てられました。 和田塚駅　鎌倉市由比ガ浜 和田塚駅の踏切を渡ります。 和田塚　鎌倉市由比ガ浜 和田塚です。和田塚は鎌倉に残る唯一の高塚式古墳であり、明治中ごろまでは「無常堂塚」と呼ばれていました。道路工事の際に土器や埴輪の断片とともにおびただしい人骨が発掘され、この塚が和田合戦で敗れた和田義盛一族の戦死者を弔ったものとであると判明しました。「無常堂塚」はその後「和田塚」と呼ばれるようになりました。 和田塚　鎌倉市由比ガ浜 そこにはおびただしい五輪塔が捨てられたように無造作に置かれています。 和田塚　鎌倉市由比ガ浜 頼朝亡き後北条時政と政子の陰謀で、頼朝の御家人比企一族、畠山一族を滅ぼすことに加担した和田義盛一族は、一族本家に当たる三浦氏当主三浦義村とその弟胤義の裏切りによって、この地で北条義時に滅ぼされました。自らの贖罪を一族終焉という形で償うこととなりました。武家の背負う哀れさが和田塚に漂います。 ******************************************************************************* 風邪が完治したので、ようやく義母の手料理にありつきました。義父との酒も解禁ですが、嗜む程度にとどめておくことにしました。歯が完治するまで晩酌はやめています。煙草は二日で一箱、減ったものです。この料理、ハワイのナベちゃんやフランクフルトの山ちゃんに食べていただきたい。せめて写真のみですが…。 一日に感謝します。合掌。 私たちは忘れない　次代に繋げます　　三浦半島活断層調査会 　　　　　　　　　１月１７日　阪神・淡路大震災　１９年目 　　　　　　　　　３月１１日　東北地方太平洋冲大地震　３年目 　　　　　　　　　９月　１日　関東大震災　９１年目 友の部屋　http://blogs.yahoo.co.jp/pokochino6324/68089381.html


勤行　２０１４年９月２７日　長谷への古道　②無常堂塚 проститутки юго западная точки шлюх
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